「子どもが、学校で勉強することの各種の意味」について解説します。
子どもが学校で勉強することの、主な5つの意味
1「自分以外の人間達と協調するための訓練」
- クラスメイト達
- クラスメイト達の中で、特に親しい友達
- 教師達
- 上記のリストのような、自分以外の人間達と協調するための良い訓練になる
学校で勉強することは、学校でのクラスメイト達や教師達との人間関係を通して
「協調性」「社会性」
を養うための良い訓練になります。
2「”自身が所属しているグループの規則・ルール”に従うための訓練」
- 授業中は、自分の机に座って大人しく授業を受けること
- 学校の校則
- 課題の宿題を、期日までにきちんと仕上げること
- これらの規則・ルールに従い続けた経験が、子どもが後に社会へ出た後に、会社などの組織に所属するうえで役に立つ
3「後に社会へ出た時のために、各種の重要な能力を鍛えるための訓練」
我慢する能力・忍耐力
- 多くの場合で「つまらない」「難しい」「大変」だと感じる勉強を、継続すること
- 上記のような感覚を覚える勉強をするために、毎日学校へ通い続けること
- これらの嫌なことを我慢してやり続けることにより、我慢する能力・忍耐力(社会へ出て仕事をする上で、絶対に必要になる)が大幅に養われる
努力する能力
- 学校での平時の勉強やテスト対策を頑張ることで、教師や両親から良い評価を受けるという成功体験を積むことができる
- 上記の事柄を通して、努力の有効性を信じることができるようになり、それによって努力する能力が養われる
勉強する能力
社会へ出た後も、
「ある特定の資格を取得するために、資格試験対策をする」「仕事や私生活で役立てるために、特定の物事を学ぶ」
など、勉強する機会はいくらでもあります。
そのため、学生生活を経て勉強することに慣れておき、勉強する能力をつちかっておくことは、後々大きな助けになります。
4「学校で勉強をすることで学歴を獲得できて、それがあれこれと役立つ」
学歴を獲得した元学生側の事情
- 高卒
- 大卒
- 大学院卒
- 「修士号をもっている」「博士号をもっている」といった学位が、人生でプラスに働く
上記のリストのような学歴をもっていることで、
企業側へ「自身の学力・能力」をアピールするための具体的材料(=学歴)を手にしたことになり、
「きちんと学校を卒業すれば学歴を獲得できて、学歴の効果により、企業に就職できる保障を受けられる」
という非常に大きなメリットがあります。
企業側の事情
- その求職者の学歴の程度(高卒であるか大卒であるか、大卒であるならば有名大を卒業しているかいないか、などが判定基準)で、
その求職者のおおよその能力を判定できるため、非常に便利
5「吸収力が優れている成長期に、できる限り知識を詰め込んだ方が得」
- 勉強して知識を覚えたり考え込むことは、思考力の絶好のトレーニングになる
- 若くて伸びしろが大きい時期に、できる限り思考力を拡張させておくべき
- 勉強した内容に触発されて、関連書籍を自発的に読書するようになる可能性もあり、学校で勉強することがさらなる知力の向上につながりやすい
- 各学問の基礎知識を覚えることで、大人になった後に、各学問のもっと込み入った内容について理解しやすくなる
- 各学問の基礎知識を覚えることで、将来的に「自身が好きだったり興味がある分野」へ進むきっかけを得られる
- 各学問の基礎知識を覚えることで、自身があれこれ考えたり判断するための、各種の思考材料が頭の中にストックされていく
一般書籍や小説や漫画などの本全般に触れる機会を増やすことが、子どもの思考力の拡張に大きく貢献します。
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本項目の内容が、学校で勉強する意義として最もよく知られているものですが、
実際は、本記事の各項目で解説したように、協調性を養う訓練や、ルールに従う習慣を身につける訓練など、学校で勉強する意味は多岐にわたります。
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