「危険から上手く逃げるための方法・コツ」について解説します。
上手く逃げるための、3つのコツ
1「危険の前兆が見えた時点で、素早く逃げる・撤退する」
- もしも仮に逃げると決めた場合、早ければ早いほど逃げが成功しやすくなるため、『危険の前兆』が見えた時点で即座に撤退するべき
- だんだんこちらへ近寄ってくる危険に対して、「もたもたしている」「迷っているせいで立ち止まっている」という状態だと、逃げ遅れて悲惨なことになる
2「戦略的撤退を、日頃から実践する」
- 状況が悪化し始めた場合、「いかに傷を浅く済ませたうえで撤退できるか」に行動方針を切り替える
- 特に、「金銭の損害」「身体あるいは心の傷」「かける時間」「かける労力」などの損失をこれ以上拡大しないようにすることが重要
- 逃げるが勝ち(逃げた方が、相手と衝突することや危険とぶつかることを避けられるので得)という言葉が当てはまる状況に、普段から気づけるようにする
「危険な状況に踏みとどまっていると、どんどん損失が拡大して、そう遠くないうちに壊滅的損害を受ける」という物事の基本的ルールがあります。
そのため、
「解決できそうもない危険な状況」に巻き込まれている場合、すぐにでも戦略的撤退を決断して、これ以上の損失の拡大を防ぐことが安全のために重要になります。
また、本記事の1「危険の前兆が見えた時点で、素早く逃げる・撤退する」を実践することで、本項目の戦略的撤退がより上手くできるようになります。
3「”面倒くさいこと”から、要領良く逃げる」
- 手間がかかるわりには、見返りが小さすぎる物事
- 首を突っ込むと危険な目に遭うような物事
- あまりにも負担が大きいタイプの頼み事
- これらのようなやっかいごとに関わらないように逃げることが大事
本項目を達成できると、「要領が良い」「世渡りが上手い」と呼ばれる人になることができます。
逃げるべき場合と、逃げてはいけない場合
逃げるべき場合
あまりにも負担が大きかったり、成功する見込みが小さすぎる時
- その作業・課題を担当した場合、自身にかかる負担があまりにも大きすぎる
- その作業・課題と自身の能力・性格との相性が悪すぎたり、あるいは、単純に難易度が高すぎるため成功する見込みが小さすぎる
逃げてはいけないことは「仕事や社会的責任のうえで、必ずやるべきこと」だけであり、
それ以外の「やるべきではないと、自分の直感が訴えていること」からはさっさと逃げるべき、という有力な考え方があります。
他者から、負担を不当に押しつけられそうな時
- 明らかに、損な役回り・達成したとしても全然報われない役目を押しつけられそうな時
- 失敗・失態の責任を、他者からなすりつけられそうになった時
- 労力や金銭を、脅迫のような形態で奪い取られそうになった時
- たとえば、上記のリストが負担を不当に押しつけられそうな時の例
自身が「逃げたくない」と思うことの理由が、状況的に正しくない時
- プライドを傷つけられたくない・プライドを守りたい
- 客観的にはもう勝てる見込みが無いのに、意地・希望的観測・これまでかけた労力を無駄にしたくないなどの理由で逃げずに踏みとどまっている
- モラルが無くてこちらを利用しようとしている人物に対して、律儀に「見捨てたくない」と考えて逃げようとしない
逃げてはいけない場合
”先の事を見据えて、今は耐える時”である場合
後に貴重なものを手にするために、先行投資として「労力」「時間」などを費やしている段階なのに、
「ちゃんと上手く行くか分からないから、怖い」「続けることが面倒になった」
といった理由で途中で逃げ出すことは、ダメな逃げ方です。
怠惰(すべきことをなまけて、だらしないこと)が理由で逃げようとしている場合
- 面倒くさい
- 大変そうだから、やることを避けたい
- 眠い感じがする・疲れている感じがする
- 自分にとって苦手なことだから、どうにかして避けたい
- たとえば、上記のリストのような怠惰関係の理由で逃げようとしている場合
『逃げる』という行為には、
- 「逃げずに戦い続ければ、もしかしたら上手く行ったかもしれない可能性」を自分から断ち切ること
- 逃げたことによって、それなりに高い確率で、周囲の人達からの信用・信頼を損なう
- 何度も逃げることを繰り返すと、高確率で逃げ癖が染みついてしまう
といった、それなりに大きなリスクが必ずともないます。
そのため、
あくまで「自身の被害をできる限り小さくするため」「自分に降りかかる大きな危険・不当な負担を避けるため」という理由に限定して、逃げることを実行するべきだと言えます。
本ブログでの、「逃げ癖」を解説する記事↓も合わせてご覧下さい。
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