「努力が失敗すること」の主な原因を解説します。
その人の努力が無駄になってしまう、主な4つの原因
1「その人の努力の仕方に、大きな問題がある」
「問題の解決に直結する、的確な行動」を、取ることができていない
- 問題・課題(たとえば、太っていて困っているので痩せたい)を直接的に解決する、的を射た行動を取れていない
- 本項目が、努力が失敗する各種の原因の中で最たるもの
- 「問題・課題の原因や構造をよく調べていなかったり、問題を直接的に解決できる効果的な行動を取れていないこと」が理由
努力に投じる時間・労力が、少なすぎる
- 「短時間で一気に成功させたい」「なるべく苦労せずに楽に成功させたい」という考えのもとにする努力は、高確率で失敗する
- 努力を成功させるには、それなりの長さの時間や多大な労力を費やすことが必要になる
2「自分の能力傾向」「自分の性格傾向」と、努力する分野との相性が悪すぎる
- 努力する分野と、自身の能力あるいは性格との相性が悪すぎる場合、
「じんだいな精神的苦痛を覚える」「すぐに飽きる」「全然成果が上がらない」などの理由から、努力が失敗しやすくなる- 相性が悪いことの例は、たとえば「身体を動かすことが得意で好きなのに、興味が薄い勉強方面で大きな成果を狙う」といった努力
3「自身が身を置いている環境が、条件が悪すぎる」
- 自身の行動を邪魔してくる人達が、周囲にたくさんいる環境
- 周りの人達があまりにも怠惰であり、
彼らと力を合わせたとしても、とても大きなことは成し遂げられそうに無い環境 - 自身の努力の成果が、自分以外の人間に不当に取られてしまう環境
- 自身が身を置いている環境での人間関係や、その環境の中で主に行われていることが、
自身にとってはいちじるしく不快であり、そのせいでやる気・意欲がまったく出てこない- 上記のリストのような環境に身を置いていても、自身の能力・成果が大きく制限されてしまうため、努力が失敗しやすくなる
4「挑戦対象の難易度が、あまりにも高すぎる」
難関の試験や、アイドルや芸人のオーディションなどでは、
「志願者の数に対して、合格枠の数が少なすぎる」
という事態になる場合がほとんどであり、挑戦対象の難易度が高すぎる場合、努力が実らないことが非常に多くなります。
「努力が失敗する人達」と「努力が成功する人達」の主な違い
努力が失敗する人達 | 努力が成功する人達 | |
---|---|---|
努力のしどころ | 的外れな努力ばかりしてしまう | 的を射た努力をすることが非常に多い |
努力行為の効率 | 効率が低く、 努力がただの我慢・徒労になっている場合が多い | 効率が高く、 短い時間で成果が上がるし、当人にとっても負担が小さい |
時間や労力の投入 | 短期で楽に成果を出そうとしてしまう | コツコツと時間・労力をかけてじっくりと成し遂げようとする |
挑戦する分野との相性 | 自身の能力・性格とは相性が悪い分野に挑戦しがち | 自身の能力・性格と相性が良い分野を選択して挑戦する |
「努力が成功する人達」の努力の仕方
- 的を射た努力(問題解決・課題達成に直結するタイプの行動を取ること)ができて、そのおかげで努力が効率的で、なおかつ低負担
- 努力行為に、相当量の時間・労力を費やし、それによって努力の成功確率を高める
- 自分の能力・性格と相性が良い分野を選択して努力するようにしていて、
自分とは相性が悪い分野での努力はなるべく避けるようにしていたり、最初から諦めている
本ブログでの、『努力する才能』について解説する記事↓も合わせてご覧下さい。
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