無敵の人(失う物が何も無いので、捨て身でテロ的な犯罪を行う人達を指すネット用語)が生まれる原因と、
無敵の人にまつわるやっかいな問題について解説します。
「無敵の人」が社会に生まれる、主な2つの原因
1「貧困を筆頭にして、自身の人生が行き詰まってしまった」
貧困状態であり、衣食住に関して困窮している
自立している社会人が、
非常に収入が低い仕事に就いていたり、仕事に就けない無職状態で、いちじるしい貧困状態にあって衣食住に困っている場合、
自身をそのような状況へ追い込んだ社会への恨みをつのらせて、テロ的な犯罪を犯す確率が高くなります。
ニートや引きこもり状態であり、自身の人生に絶望している
- 高校や大学の卒業後、仕事に就いていない
- 就職した会社を辞めてしまい、仕事に就いていない
- 実家で長期的にニート状態・引きこもり状態になっていて、自身の人生が行き詰まっていると、社会への恨みから無敵の人になりやすくなる
2「無敵の人本人あるいはその家族に、犯罪をさせる原因がある」
無敵の人本人に原因があるパターン
精神疾患の一種「統合失調症」は、
「周りの人達全員が、自身の敵であり監視されている」「自分は神から選ばれた特別な人間であり、周りの悪人達に制裁を加える使命を帯びている」
といった非現実的な妄想を真実だと完全に思い込んでしまう病気です。
無敵の人としてテロ的犯罪を起こす者は、統合失調症を発症している場合が少なからずあります。
無敵の人の両親に問題があるパターン
- 「無敵の人の両親」が、子どもの趣味を次々と禁止したり、交友関係を大きく制限するような、いちじるしく不適切な教育を子どもに施してきた
- このような間違った教育をする親は「毒親」と呼ばれ、毒親に育てられた子どもは、高確率で性格面での重大な問題を抱えるようになると言われている
無敵の人についての、やっかいな4つの問題
現代の社会の構造上、無敵の人の発生をゼロに抑えることは不可能
- 現代の社会では「資本主義経済」を中心に据えて構成されていて、
資本主義経済は「人と人との競争を繰り返して、競争の結果で勝者と敗者が決まり、勝者達が敗者達を支配すること」が原則になっている- 『無敵の人』は、競争の敗者達の中から生まれ、資本主義経済が施行され続ける以上、社会の中での敗者達を無くすことはどうしても不可能
これから先の社会では、無敵の人が増加する見込みであること
- これから先の社会では、資本主義経済が煮詰まって、その結果、勝者達と敗者達という格差が強固に固定される見通しになっている
- 格差の下側に固定された大量の敗者達が、ヤケになって次々と無敵の人になる危険性が高いことが予想されている
周りの人達が無敵の人をケア・支援することも、現実的ではない
- 『無敵の人』は、社会的に孤立していることが非常に多く、友人知人はおろか、両親ともろくに交流していないケースばかり
- 『無敵の人』の周りの人達も、社会不適合者の無敵の人には、怖いので近寄りたがらない
- 上記のような事情から、誰からもケア・支援を受けられずに手遅れ状態になり、無敵の人が事件を起こすことを食い止められないことが実情
無敵の人による「突発的な、テロ的犯罪」を避けることが非常に困難
- 「無敵の人の、個人的事情・社会への強い恨み」を、無敵の人と面識が無い他者達は知りようが無いため、無敵の人による突発的な犯罪を予期して対応することは極めて困難
- これに対して、「政治的主張を目的にした、テログループによるテロ」は、政府・警察機関に存在を察知されやすいし、犯罪への対策も立てやすい
個人ができる「無敵の人が起こすテロ的犯罪への対策」は、
- たくさんの人達が一カ所に集まる大型イベントへ、自身が近づくことを避ける
- このような大型イベントは、無敵の人がテロ的犯罪の場に選択する可能性が非常に高いから
- 街中で見かけた「挙動不審な人物」「服装がみすぼらしい人物」「表情が不審な人物」とは、すぐに距離を取るようにする
このような方法で、自身が刃物等で無敵の人に攻撃される確率をいちじるしく下げることができます。
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