親が子どもにする教育の中で、
高確率で子どもをつぶしてしまう間違った教育の種類について解説します。
「親の間違った教育」の、5つの代表例
1「過保護であること」
親が過保護に子どもを育てることで、
- 「困難に直面し、それを自力で乗り越える」という、自信を獲得するための貴重な経験が激減する
- 何でも親に与えられていたせいで、わがままに歯止めがきかない性格になりやすい
- 何でも親に与えられていたせいで、「自分が努力して、欲しい物を勝ち取りたい」という意思や欲望が育たなくなる
- 親に過度に守られ続けていたせいで、ストレス耐性がいちじるしく低くなり、社会へ出ることに耐えられなくなる可能性が高くなる
といった深刻な悪影響が子どもにおよぶことになります。
2「過干渉をすること」
親が子どもに過干渉(過度に干渉すること)することで、
- 親が子どもの交友関係を仕切るせいで、子どもの社交性・コミュニケーション能力が育たなくなる
- 子どもの意思決定能力が育たなくなり、典型的な指示待ち人間になってしまう
といった深刻な悪影響が子どもにおよぶことになります。
・「自分の頭で考えること」の訓練を積ませる教育
・「自分で問題解決をすること」の訓練を積ませる教育
・「自分自身で選択すること」の訓練を積ませる教育
・「自分に課せられた責任をきちんと果たすこと(何かをみんなの前で発表することや、他者から与えられた役割を全うすること)」の訓練を積ませる教育
本記事で解説している各項目以外に、上記の教育が欠けているタイプの家庭は、子どもが成人後に大きな問題を抱える可能性が非常に高くなります。
・「自分で問題解決をすること」の訓練を積ませる教育
・「自分自身で選択すること」の訓練を積ませる教育
・「自分に課せられた責任をきちんと果たすこと(何かをみんなの前で発表することや、他者から与えられた役割を全うすること)」の訓練を積ませる教育
本記事で解説している各項目以外に、上記の教育が欠けているタイプの家庭は、子どもが成人後に大きな問題を抱える可能性が非常に高くなります。
3「”親の、間違った理想”を子どもに押しつける」
子どもの学業成績を伸ばすために、勉強を強要し続ける
- 子どもが希望していないのに、塾通いや親が用意した問題集をこなすことを強要する
- 勉強することを最優先にするために、子どもの趣味や交友関係を大幅に制限する
「高学歴になることが、高収入・幸せへの最適なルート」と考えて子どもに勉強を強要し続ける親は後を絶ちませんが、
親のせいで抑圧され続けた子どもは、おうおうにして後人生のどこかで爆発して、悲劇的な状況になりやすくなります。
親が叶えたかった夢を、代わりに子どもが叶えるように強要する
- 「有名大学に合格して高学歴になりたかった」「華のある職業(アイドルやプロの演奏家やプロスポーツ選手など)に就きたかった」といった、
親が叶えたかった夢を、自分の子どもに叶えさせようとして、勉強や習い事や訓練を強要する
4「子どもに、過度な期待をかけること」
勉強や就職や結婚などにおいて、親が子どもに過度な期待をかけてしまうと、
子どもは大きなプレッシャーを感じて精神的につぶれる危険性が高くなります。
5「過度な放任主義」
親が過度な放任主義を取って、子どもの教育に全然関与しないようになると、
- 「社会での一般常識」「知識全般」を親から学ぶ機会が得られずに、知識不足状態になりやすくなる
- 親が「頑張れば乗り越えられそうなハードル」を用意し、それを子どもにクリアさせることで成功体験を積ませる、ということが起こらず、子どもの自己肯定感が育たない
- かまってくれない親の気を引こうとして、いたずらや非行を繰り返すようになる可能性が高くなる
といった深刻な悪影響が子どもにおよぶことになります。
放任主義の実態が「手抜きの教育」、という家庭は非常に多いため、子どもの教育で放任主義を選択する場合には注意が必要です。
不適切な教育を受け続けた子どもは、こうなる可能性が高い
性格の一部に、ゆがみを抱えたまま成長し、そのまま大人になってしまう
性格に、マイナスになる特徴を抱えてしまう
- おどおどとした、気弱な性格
- 他人の顔色をうかがってばかりいる性格
- 常に緊張した感覚にとらわれていて、「安心感」「やすらぎ」といったものが上手く理解できない
- 自信が無くて、ちょっとした逆境に置かれるとすぐに諦めたり逃げ出してしまう
- 感情のコントロールが上手くできずに、急に激怒したり泣き叫んだりする
自身の両親への反発心・復讐心を抱えるようになる
ずっと自身を抑圧してきたり、精神的虐待に近い扱いをしてきた両親に対して、子どもは親への反発心・復讐心を心の中に芽生えさせ、それを成長させていきます。
そのことは、子どもが成人して独立した後に、
両親といちじるしく不仲になることや、両親との絶縁という事態を高確率で招くようになります。
ニートやひきこもりになり、社会へ出て働くことができなくなる
ニートの場合
- 自主性
- 「欲しいものは、自分の力と努力で手に入れる」という考え方・意志
- 忍耐力
- 自信の源になる、成功体験
- 親の間違った教育のせいで、
上記のリストの物事がスポイル(甘やかしてダメにすること)されたりゼロに近い状況の場合、子どもが将来的にニートになりやすくなる
- 親の間違った教育のせいで、
ひきこもりの場合
- コミュニケーション能力
- 社会性(学校に通い続けたり、あれこれの試験に向けてその時々で努力することなど)
- 自信の源になる、成功体験
- これらが親のせいでスポイルされた場合、子どもが将来的にひきこもりになりやすくなる
本ブログでの、毒親がする教育を解説する記事↓も合わせてご覧下さい。
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