メンタルが弱い人達が、精神が弱くなっている主な原因と、
メンタルを強くするための効果的な方法を、それぞれ解説します。
メンタルが弱くなっている、主な4つの原因
1「”自分の心の中心軸となるもの”をもっていない」
- 過去の実績に裏打ちされた、自信や自己肯定感
- ポジティブなタイプの信念・信条
- 自身が生きる目的だったり生きがいになっている、達成したい大きな目標・夢
- 心の支えとなる、恋人・家族・子ども・友人
- 上記のリストのような自分の心の中心軸となるものをもっていない場合、状況が悪くなり始めると容易にパニックになったり逃げ出しやすくなる
2「生まれつき、鬱の気(け)がある」
- かなりの心配性であり、将来に対してあれこれの不安を抱えている
- 自分を責めやすい性格型をしている
- やたらと落ち込みやすかったり、絶望しやすい
- 上記のリストのような、生まれつきネガティブな感情・考え方にとらわれやすいことを、鬱の気があると表現することが多い
3「繊細な感性をしていたり、気弱な性格だったりで、頑丈さに欠ける」
- 繊細な感性をしていて、他者の悪意や世の中での理不尽なことにいちいち傷ついてしまう
- 気弱な性格であり、他者からの不当な行為(責任のなすりつけや、むりやり負担を押しつけられることなど)に抵抗できない
- 上記のように、性格面での頑丈さに欠けるため、結果的に「メンタルが弱いという状態」になってしまっている
4「苦労した経験が少なく、そのせいで逆境に弱い」
- 人生で苦労することが多いと、ストレス耐性が高くなる
- 苦労することを自分の力で乗り越えると、能力が向上したり自信が身につく
- これらのことを裏返して言うと、苦労した経験が少ないと、ちょっとしたピンチでもパニックになりやすかったり挫折しやすくなる
メンタルを強くするための、効果的な方法
「特定のタイプの考え方」をするように心がける
「考えなくて良いこと」は、考えないように心がける
- 地震や津波のような、人間の力ではどうにもならない天災
- 「他人は、自分のことをどう思っているのか?」ということ
- 世の中の仕組みや世間の動向や人々の行動スタイルなど、個人の力ではどうにもならないこと
- これらが、考えなくて良いことの代表例
物事をシンプルに考えるように心がける
- やると決めたことは、淡々とやり続ける
- やらないと決めたことは、未練を捨てて、やらないようにする
- 「大局にほとんど影響しない、ささいな物事」は、意識しないようにする
- これらが、物事のシンプルな考え方の代表例
自分と他人を、なるべく比較しないようにする
- 「あの優秀な人よりも、自分は劣っている」といった考え方
- 「あの優秀な人・素敵な人のように、自分も生きたい」といった考え方
- これらのような、自分と他人を比較する考え方をなるべくしないようにする
自分主体で、物事を決定・判断する
- 物事の決定基準・判断基準を、「自分の考え」「自分の好み」「自分の信条」などにして、自分主体で決定・判断するようにする
- これにより、上記の「自分と他人を、なるべく比較しないようにする」が達成されやすくなるほか、良い意味で自己中心的な行動が取れるようになりメンタルが強くなる
他者からの不当な非難・誹謗中傷は、まともに受け止めずに「何かごちゃごちゃわめいているな」と聞き流すと、精神的ダメージを受けず、しかもメンタルが強くなります。
自己肯定感を高めて、それによって自信を獲得する
- 日常生活の中で、少しハードルが高い課題をクリアすることで「小さな成功体験」を積み続ける
- これが自己肯定感を高めて自信を獲得するための、最も現実的で推奨される方法
- 一芸を磨き抜いて、その優れたスキルによって集団の中での上位者になる
- 他人の力を頼らず、独力で課題を片付ける
精神を安定させる神経伝達物質「セロトニン」の分泌量を増やす
セロトニンの主な効果 | 精神を、穏やかで安定的な状態にする |
睡眠をうながすホルモン「メラトニン」がスムーズに体内合成され、夜に快眠できる | |
緊張や興奮しにくくなり、ストレス耐性が上がる | |
意識を覚醒させ、作業に集中するのに最適な状態になる |
精神を安定させる重要な働きをする神経伝達物質「セロトニン」は、
朝方に日光を全身を浴びることがトリガーとなって体内合成が促進されます。
セロトニンの合成材料である、
トリプトファン↓と、
ビタミンB6↓を優先的に摂取することで、セロトニンの分泌量を増やすことができます。
本ブログでの、メンタルが強い人達の特徴を解説する記事↓も合わせてご覧下さい。
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