大学受験に向けての浪人生活が成功するか失敗するかを分ける、主な重大ポイントについて解説します。
大学受験浪人に関する、3つの重大なこと
1「勉強への集中をさまたげる、大学受験浪人が失敗する主な要素」
- スマートフォンでの、ネット閲覧やソーシャルゲームやSNS
- これが最も危険
- PCでの、ネット閲覧やゲームやSNS
- 異性との恋愛
- 恋人との恋愛に浮かれて勉強そっちのけに高確率でなってしまうため、かなり危険
- 予備校で作った友達と遊んでばかりいること
- 上記のリストが、大学受験浪人が失敗する主な要素
2「現役時よりも成績が伸びる浪人生は、浪人生全体の約2割」
- 浪人生全体の約2割が、現役時よりも成績が向上する
- 浪人生全体の約6割が、現役時と成績がほぼ変わらない
- 浪人生全体の約2割が、現役時よりも成績が下降する
上記の事柄は、昔から各予備校で言われ続けていることです。
浪人の効果は想像以上に低いため、そのことを踏まえたうえで、
浪人することを諦めて第二志望の大学に入学したり、全体の2割の成績向上組に入れるように浪人生活で必死に勉強する必要があります。
3「大学受験予備校に通う効果は、かなり大きい」
- 予備校で毎日授業を受けることで、勉強する習慣を容易に維持できる
- 予備校では、周りに受験生が大勢いるため、ライバル達に負けないように頑張るようになり、勉強のモチベーションを維持しやすい
- 予備校講師達に、大学受験対策や進路についての相談をしやすい
- これらの効果により、大学受験予備校に通うことで志望校に合格する可能性がかなり高くなる
以上をふまえた、大学受験浪人の成功と失敗の重要ポイント
現役時よりも成績が伸びるように工夫した者は、浪人が成功しやすい
- 「現役時に、手つかず状態だったり苦手だった分野(伸びしろが大きい)」「志望大学の二次試験対策」など、
現役時に手を出しにくかった分野を集中的に勉強した者は、現役時よりも成績が伸びて浪人が成功しやすい
- これに対して、漫然と受験勉強をしていた者は現役時よりも成績が伸びずに、浪人が失敗しやすくなる
本記事の2「現役時よりも成績が伸びる浪人生は、浪人生全体の約2割」で解説したように、
浪人をしたとしても、浪人生全体のわずか約2割しか、現役時よりも成績が伸びる人はいません。
そのため、
伸びしろが大きい勉強分野を意図的に選択しないことには、現役時よりも成績を伸ばすことは困難であると言えます。
伸びしろが大きい勉強分野をきちんと処理すること加えて、各科目の基礎固め・基礎の確認のための勉強も必ず行うようにしましょう。
「日々の勉強」に集中できた者は、浪人が成功しやすい
- 予備校に通い続けることや、自宅での予習・復習をこなし、勉強に集中し続けた者は、浪人が成功しやすい
- これに対して、「スマートフォンでのネット閲覧やソーシャルゲーム」「異性との恋愛」などのせいで勉強に集中できない場合、浪人が失敗しやすくなる
自身のメンタルを上手くコントロールし続けた者は、浪人が成功しやすい
- 「本当に大学受験に合格できるのだろうか?という不安感や焦燥感」「勉強をなまけたいという誘惑」に飲み込まれずに、
淡々と勉強を継続できた者は、浪人が成功しやすい- これに対して、自身のメンタルコントロールが上手く行かずに勉強に身が入らなかった者は、浪人が失敗しやすくなる
浪人時でのメンタルコントロールは、
「朝早く起きて夜は早めに眠る、規則正しい生活」「栄養価が高い食事をきっちり取ること」「日々、軽いランニングのような運動をして健康を保つ」といった、身体を健康に保つ行為で達成されやすくなります。
「朝早く起きて夜は早めに眠る、規則正しい生活」「栄養価が高い食事をきっちり取ること」「日々、軽いランニングのような運動をして健康を保つ」といった、身体を健康に保つ行為で達成されやすくなります。
大学受験予備校に通って勉強し続けた者は、浪人が成功しやすい
- 大学受験予備校(授業を受けることで日々の勉強のモチベーションを維持する効果があるなど、いろいろな利点がある)に通って意欲的に勉強し続けた者は、浪人が成功しやすい
- これに対して、宅浪は勉強のモチベーションが途中で枯渇しやすく、浪人が失敗しやすくなる
「浪人は1年限り」のように期限を設けた者は、浪人が成功しやすい
- 自身が浪人をする期限を設けて、期限日までに必死に勉強をしたり、滑り止めの大学を真剣に検討してそこを受験した者は、浪人が成功しやすい
- 期限を設定しない場合、だらだらと何年間も浪人を続けて、いずれ大学受験を放棄してニート化しやすくなってしまう
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