医学部再受験が、成功の見込みが低すぎるなど危険である理由

 

大学卒業後、医学部医学科に入り直すことを目標にした「医学部再受験」に手を出すことが非常に危険であることを解説します。

 

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医学部再受験が非常に危険である、主な3つの理由

 

 

1「面接試験で、再受験生は大きなマイナス評価を受ける可能性が非常に高いから」

  • 医学科の面接試験では、「多浪生」「高齢の受験生」は面接試験で大きなマイナス評価を受けて、高確率で試験に不合格になる(筆記試験と面接試験の合計点が低くなるため)と各所で言われている
    • 大学卒業後に医学科を再受験する人達も、上記の「高齢の受験生」に当てはまると考えられる

医学科の面接試験で「多浪生」「高齢の受験生」などが大きなマイナス評価を受ける理由は、

大学側が「若くて、なおかつ、豊かな才能をもっている人材を医学科に迎え入れたいから」です。

 

近年の医学科入試の不正問題としてよく起こることが、

「女性の受験生」「3浪のような多浪の受験生」の入試の得点数に、一律にマイナスを加えて合格を困難にさせる、というものです。

この不正問題から読み取れることは、

「大学側が入試において、若いので医師として長く働ける男性の人材(女性は結婚を機に医師を辞めてしまうことがかなり多い)や、医学科入試に現役合格できるような才能豊かな人材を、えり好みしている」という事実です。

したがって、20代後半や30代の再受験生が、面接試験で良い評価を得られないことは明白であると考えられます。

 

 

 

 

2「そもそも医学科入試は超難関であり、合格する見込みが低すぎるから」

入試における競争倍率が高すぎる
  • 国公立大学の医学部医学科の場合、入試の競争倍率は約5倍
  • 私立大学の医学部医学科の場合、入試の競争倍率は約10倍~20倍程度

大学入試というカテゴリーでは、最も競争倍率が高い部類なのが医学科入試です。

少なくとも5倍という競争倍率(受験生全体の成績上位1/5しか合格できないということ)は、普通の受験生達からすれば戦意喪失することが自然なほどの困難さです。

 

 

入試でのライバルの受験生達が秀才ばかりなので、上位に入ることが困難すぎる

医学科入試に挑む受験生達は、

全国的に有名な進学校の生徒や、県内TOPの進学校の生徒や、本命の東大や京大の受験の併願として私立大の医学科を受験するような人が非常に多いと考えられます。

そのため、そのようなライバル達と争って、入試の得点数で上位1/20~1/5程度の順位の点数を獲得することは困難を極めます。

テストの手応えが「よく出来た」程度では普通に不合格になり、「ミスらしいミスはせずに、ほぼ完璧に解答できた」くらいでようやく合格できます。

国公立大学の医学部医学科の入試は、センター試験で約9割の得点率と、二次試験で7割~8割程度正答することが合格ラインだと言われています。

 

 

 

 

3「再受験は、現役時代よりも不利な条件がかなり多いから」

  • 10代の時よりも、記憶力・集中力・知的好奇心・思考の速度(試験本番で素早く正確に問題を解き続けるために不可欠)といった、学力に関する能力全般がかなり衰えている
  • 自身が学生だった頃とは、高校の学習指導要領の内容が変更されている場合が多く、昔は習わなかったことを勉強しなければならない
  • 『現実的な就職からの逃避先』として公務員試験や司法試験などと並んで医学部再受験が選択されることが多く、既卒者が無職状態を続ける原因になることが多い
  • もしも仮に医学科の入試に合格できたとしても、自身が高齢だと周りの現役合格生達と友達になりにくく、そのせいでピンチにおちいりやすい
    • 医学科での異常な勉強量を乗り越えるには「友達・先輩とのコネクションを駆使してテストの過去問を入手してテスト対策をすること」が定石であり、
      医学科の中で孤立することは非常に危険な事態となってしまう

 




医学部再受験で成功できる人と、失敗する人

 

 

医学部再受験で成功できる人の特徴

  • かつて大学入試で合格して卒業した大学が、旧帝国大学や早慶のようなトップクラスの大学
  • 卒業した大学はそれほど有名ではなくても、全国模試の結果で、狙っている大学の医学科の合格判定がA
    • つまり「そのまま試験本番まで受験勉強を継続していけば、順当に合格できる」という状況

 

 

医学部再受験で失敗する人の特徴

  • かつて大学入試で合格して卒業した大学が、トップクラスの有名大学ではない
  • 学力が医学科の合格圏内に届いていないのに、「人生を一発逆転したい」「仕事をするなら、高収入で高ステータスの医師が良い」といった動機で医学部再受験に手を出す

 

 

医学科入試に合格するには、

「自身の現在の学力が、医学科入試の合格圏内に入っているか、あるいは圏内の近い位置にある」

という条件が不可欠です。

この条件を満たしていない人は、医学部再受験にこだわっても高確率で悲惨な結果になるため、手を出すことは推奨できません。

自身が卒業した大学の偏差値レベルや、今現在の全国模試の結果は、上記の条件を満たしているかどうかを計るためのちょうど良い指標になります。

 

医学部再受験とよく似た状況の「公務員浪人」に関する本ブログの記事↓も合わせてご覧下さい。

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危険回避のための知識
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約7年間、いろいろなブログを運営する仕事をしています。
世の中の複雑なことを、簡潔にわかりやすく解説することが得意です。
静岡県出身で、現在は埼玉県で生活しています。

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ステラアルター

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