歯の状態(虫歯の進行状態や、銀歯の数)に、その人の育ちの善し悪しが表れる理由を解説します。
歯の状態にその人の育ちが表れる、2つの理由
1「本人のだらしない性格・生活態度が、歯の状態に反映されるから」
歯磨きを面倒くさがる性格が、歯の状態に表れる
- 歯を健全に保つためには、毎日の歯磨きが必要になる
- 歯が虫歯だらけ・銀歯だらけという人は、毎日の歯磨きをおこたるだらしない性格である可能性が高い
喫煙や飲酒などの不摂生な生活を送っていることが、歯の状態に表れる
- 喫煙をしている
- 喫煙行為は、「虫歯」「歯周病」の発症確率を大幅に高める
- 日常的に飲酒をしている
- 飲酒時に、糖分が高いおつまみを食べていることが多く、さらには酔ったまま歯磨きをせずに就寝することが多くなるため、そのせいで虫歯になりやすい
口臭が他者に迷惑であることを自覚していないなど、歯に関する意識全般が低い
- 歯磨きをしていないので口臭が酷い(周りの人たちの迷惑になる)のに、
口臭や虫歯状態を放置していることは、その人が公共のルールを軽視する性格であることを示唆している - 永久歯はもう二度と生えてこないのに、そのようなかけがえのない歯を虫歯状態のまま放置していることは、歯に関する知識と常識が欠如していることを示唆している
- 歯の状態・歯の見た目は、他者が自身へ抱く印象にかなり影響するため、そのことを知らずに虫歯を放置していることも知識不足であることを示唆している
2「その人の両親のしつけや生活態度に問題がある事が、歯の状態に反映されるから」
- その人の歯に虫歯・銀歯が多いことは、
その人の両親が歯磨きのしつけをしなかった可能性や両親に歯磨きの習慣が無い可能性が高いことを示唆している - 子どもが虫歯になっていたり歯並びが悪いのに、それを歯医者で治療しなかったり歯を矯正させないことは、
その人の両親の経済力が低かったり、教育に対する意識が低いことを示唆している
「歯の重要さ」をしっかり理解することが、問題解決のための第一歩
「虫歯を放置して、歯の神経を抜くことになった」という事態は絶対に避けるべき
- 「歯の神経(正式名称は歯髄)」は、血管・神経の複合体であり、虫歯が進行すると歯の神経がダメになって歯の神経を抜かざるを得なくなる
- 歯の神経は「歯に栄養を送り届け続けて、歯を健康に保つ」「歯に感覚をもたらす」という重要な役割をになっている
虫歯を放置して病状が悪化すると、歯の神経を抜くという最悪の事態になります。
神経が抜かれた歯は
「栄養の供給が途絶えたため、物理的にもろくなって、歯の噛み合わせの影響で砕けやすくなる」「感覚が無くなり、舌で触れたり歯ブラシでこすっても何も感じないため、不自然さを覚え続ける」
といったことになります。
「虫歯と歯周病は、さまざまな病気の引き金になる」
虫歯が引き起こす病気の種類
- 顎骨炎(がっこつえん)
- 虫歯が経路となって、顎(あご)の骨に細菌の感染が起こり、炎症と強い痛みを引き起こす病気
歯周病が引き起こす病気の種類
- 糖尿病
- 心臓病
- 肺炎
- 妊婦が早産を起こす
「歯周病」とは、歯磨きをしないことが原因で歯と歯肉の間に細菌が停滞し、歯肉が炎症を引き起こすことを指す病気です。
歯周病の直接の原因は、歯磨きが充分でないときに歯の周りに着く汚れであるプラークに含まれる細菌です。従って歯磨きの良くない人に歯周病は起こりやすくなります。
歯の神経は血管と神経の複合体であり、
虫歯が進行して歯の神経が冒されると、虫歯菌(ミュータンス菌が代表)をはじめとした口腔内の細菌が次々と血管に侵入するようになります。
血管に入った細菌は血流に乗って全身をめぐり、各種の深刻な病気を引き起こすようになります。
その人の歯の状態は、その人の信用・評価に大きく影響する
本記事の「歯の状態にその人の育ちが表れる、2つの理由」で解説したように、
その人の歯の状態には、その人の育ち・その人の家庭環境が反映されます。
虫歯・銀歯がほぼ無い綺麗な歯をもつ人達は他者に信用されやすくなりますが、
虫歯だらけ・銀歯だらけの人達は他者に信用されなくなることが多くなります。
以上の事柄をふまえて、
毎日歯磨きをして虫歯を防止したり、歯の神経を抜く事態になる前に早め早めに虫歯の歯科治療を始めるべきです。
当ブログでの、育ちが悪い人の特徴についての記事↓も合わせてご覧下さい。
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