学生・社会人が、社会から脱落する原因の種類について解説します。
社会から脱落した、主な7つの原因
1「人間関係で、つまずいてしまった」
コミュ障であり、人間関係を維持することが極めて困難
- かなり内気な性格であり、自分から他者へ話しかけることが困難
- 「滑舌が悪い」「どもってしまう」などの特徴により、話すこと自体が苦手
- 「他者から話題を振られる」「他者からイジられる」といったことに対して、上手く反応できない
- 気弱な性格であるせいで、他者達から不当に負担を押しつけられやすくなる
自身の性格が我が強すぎて、いつも周りの人たちと衝突してしまう
- わがままな言動が多く、周りの人たちの反感を買いやすい
- はっきりと物を言う性格であり、そのせいで場の空気を壊したり他の人たちを不快にさせやすい
理想主義者であったり、自分自身の考えをはっきりともっている
- 「自分がやりたいこと」を、仕事でやりたいと強く思っている
- 「うちの会社は、ここがおかしい!」と声に出して主張してしまう
- 会社で働き続けるためには「会社側が社員達にして欲しいこと」を請け負い続ける必要があるため、上記のような人達は会社に居づらくなる
自身が所属している場(学校や会社など)で、みんなに嫌われて孤立してしまうと、社会から脱落する可能性が非常に高くなり、危険です。
2「学校を中退してしまった」
- 通っている学校でいじめを受け、登校することに耐えられなくなり、中退した
- 通っている学校で友達ができずに孤立してしまい、独りで居続けることに耐えられなくなり、中退した
- 学校で勉強している意味が分からなくなり、中退した
学校(高校や大学や専門学校など)を中退してしまうと、
学歴や資格の獲得ができなくなり、進学や就職がスムーズに進まなくなるため、そこで社会から脱落することが非常に多くなります。
3「学校卒業後、難関の大学受験や資格試験に挑戦してしまう」
- 高偏差値の有名大学の入試へ向けた受験勉強
- 医学部医学科の入試に合格するための受験勉強
- 大学卒業後に、医学科に入り直すために大学再受験に挑戦することも多い
- 司法試験の合格へ向けた勉強
- 公務員試験の合格へ向けた勉強
- たとえば、小説の新人賞や芸能人のオーディションなどの競争倍率が高すぎる試験
上記のような試験は合格する確率がいちじるしく低く、
何年間も浪人状態を続けて、やがて勉強を放棄したニート状態になりやすくなります。
学校(高校や大学)を卒業時に、新卒で企業就職していない場合、無職状態のまま本項目の状況になりやすいため、注意が必要です。
4「新卒で入社した後、短期間で会社を辞めてしまった」
他企業へ転職するためには、「3年程度、1つの企業に勤め続けた」という実績が求められると言われています。
そのため、新卒入社した企業を半年や1年程度で辞めてしまうと、他企業に再就職することがかなり困難になり、社会から脱落することが多くなります。
「Re就活」は第二新卒の方や20代の若手の方を対象にした専用の転職サイトであり、企業の方からスカウトのメールが届くため、就職活動に活用することを推奨します。
5「ストレスや過労などによって、精神を壊してしまった」
- うつ病
- パニック障害
主に仕事でのストレス・過労で、上記のような精神疾患を発症し、精神疾患の症状のせいで仕事を続けられなくなって辞職する、
というパターンは、社会から脱落する原因の中で最もメジャーなものの1つです。
6「能力が低すぎて、社会に適応できない」
- 仕事で、あまりにもミスが多すぎて、職場のみんなから嫌われている
- 要領が悪すぎて、仕事を進めるスピードが遅すぎる
- 生活態度が非常にルーズであり、出社で遅刻することが多発する
- 非常に怠惰な性格をしていて、入社してからしばらく経つと、働くことが嫌になって会社を辞めてしまう
- メンタルが弱すぎて、普通の人達ならば耐えられる局面でも容易に潰れてしまう
7「その他、あれこれのトラブルが原因で社会から脱落した」
- 受験の時期や、大学在籍中の就職活動の時期に、失恋のショックで立ち直れなくなり、受験や就職活動がご破算になってしまった
- 自身が不倫をしていたことが勤めている会社に告発され、会社を解雇された
- 「パチンコや競馬などのギャンブル」「ストレスから逃げるためのお酒」にのめり込みすぎて会社員生活が破綻した
- 離婚して、実家へ出戻り(女性がこのパターンになりやすい)
社会から脱落すると、
- ニートとして、実家で親に生活の面倒を見てもらう
- 両親に生殺与奪の権利を握られているため、甚大なストレスを受ける日々が続く
- 無職状態で、貯蓄を食い潰す日々
- 貯蓄が底をつきると、実家に帰らざるを得なくなる
といった悲惨な事態へ追い込まれます。
本記事の、各種の脱落のきっかけを参考にして、危険な事態を事前に避けるようにしましょう。
本ブログでの、社会から脱落しやすい「社会不適合者」についての記事↓も合わせてご覧下さい。
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