「コミュニケーション能力が高い人達に共通する特徴」を解説します。
コミュニケーション能力が高い人達に共通する、5つの特徴
「他者との接し方」に関する特徴
1「話相手との接し方の基本」
- 「笑顔」「明るい声」を自然にすることができたり、あるいは、それらを意識的に演出できる
- これといった用事が無い場合でも、顔見知りと出会った場合は自分の方から声をかけて、簡単な近況報告を交わす
- 日頃からこまめに言葉を交わすことで、相手と良好な関係を保つことができる
2「話相手とのコミュニケーションのやり方」
- 相手のことを肯定したり賞賛することが多く、めったなことでは否定しない
- 「常識と照らし合わせると、高確率で相手がカチンときたり悲しむような言葉」は、口にしないように注意している
- 会話において「ジョーク」「(ボケとツッコミの)ボケ」を率先して言うことで、話相手を楽しませたり場を湧かせる
- 話相手からのイジりに対して、とっさにボケ・ツッコミなどを返して、話相手や周囲の人達の笑いを誘うことかできる
3「話相手の心中を察したり、場の空気を読むことが上手い」
- 話相手の「表情」「声の調子」に敏感で、話相手の心中を察したり変化に気がつくことができる
- 話相手の気分を害することが非常に多いため、相手のプライベートを詮索することは控えている
- 「場の空気(その場の、みんなの話の方向性)」を読むことが上手く、原則的に、場の空気に同調して、空気を乱すようなことは避けている
- 「場の空気が、どう考えても間違った結論へ向かっている場合」にのみ、軌道修正のために間違っていることを声に出して主張する
「情報の伝達のやり方」に関する特徴
4「自身が言いたいことが伝わりやすいように、話し方を工夫している」
- まず話の最初に結論を述べて、自分が言いたいことの方向性・概要を相手にスムーズに理解させる
- 結論を述べた後、その結論の理由を簡潔に述べ、話相手が納得しやすいように話の構成を工夫している
- 一通り話し終わったら、相手が理解しきれていない部分や誤解している部分が無いかを、簡単な質疑応答によって確認する
- 自身が相手の話を聞く場合は、話で不明瞭な点をその場で聞き返したり確認するようにしている
5「相手に頼み事をしたい場合は、相手の承諾を得やすいように工夫している」
- 笑顔と明るい声で話しかけ、親しみやすい雰囲気を演出する
- 「頭を下げたり、お辞儀をする」「頼み事を聞いてもらう代わりに、何らかの贈り物を渡したり、相手の仕事や課題を手助けする」
などの、手間を割いたり負担をするようにしている
コミュニケーション能力が低い人達は、
頼み事を無愛想な態度で相手に伝えるだけ、という場合がかなり多く、この場合では相手に拒絶されたり頼み事をすっぽかされることが頻発します。
コミュ力の鍵は「相手と自身の間の心の壁を取り払う能力」
だいたいの場合で、
「コミュニケーション能力が高い人」とは、「相手と自身の間にある心の壁を、すぐに取り払うことができる人」と定義することができると考えられます。
コミュニケーション能力が高い人は、話相手の警戒心を解きやすい
- 「笑顔」「明るい表情・声の調子」などで、話相手の警戒心を解きやすい
- 話相手を傷つける言葉や話題を口にしないため、その人と話していて安心できる
- 以前にその人と会話をしたことがあるため、その人と再び会話をすることにあまり抵抗感を覚えない
コミュニケーション能力が低い人は、話相手を警戒させやすい
- ムスッとした表情・態度であることが多く、他の人達からすると近寄りがたい存在
- 話相手がカチンとくる言葉を口にすることが多く、その人を嫌いになることが非常に多くなる
- 過去にその人と会話をしたことが無く、その人に突然話しかけられたので、ぎょっとしたり警戒してしまう
自身の言動が、
「相手と自身の間の心の壁を取り払うこと」に寄与する言動ならばコミュニケーション能力が高くなることにつながり、
「相手と自身の間に壁を作ること」につながる行為ならばコミュニケーション能力が低いことの証拠となるため、
コミュニケーション能力を高めるためには、『相手の警戒心を解くこと』を重点的に行動するべきです。
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