大学生が就職活動をするうえで後から後悔する代表的なことと、
大学生の就活の成功のコツについて解説します。
大学生が就活で後悔する、代表的な8つのこと
1「コミュニケーション能力が低い状態のまま、就活に臨んでしまったこと」
- 話相手の話を的確に理解したり、自身の話を短く要約することが、上手くできない
- 「笑顔」「よく通る声」「人なつっこい雰囲気」などを上手く演出できない
- 滑舌(かつぜつ)が悪いまま
2「面接官にアピールできるポイントを、ほとんど用意できなかったこと」
- 大学在籍中に、講義を受けるだけで、他にはこれといって何もしてこなかった
- 「アルバイト」「部活動やサークルに所属して、特別な活躍をしたこと」「ボランティア活動のような社会貢献」などをしてこなかった
3「面接に不慣れなまま、本命の企業・業界の採用面接を受けてしまったこと」
これまであまり面接試験を受けてこなかったため、面接に慣れておらず、本命の企業・業界の面接で上手く振る舞えなかった、
という失敗が、大学生の就活には多いです。
「キャリアパーク就職エージェント」は、大学生・大学院生の就活をプロのアドバイザー達がサポートし、選考突破に役立つアドバイスや優良企業の紹介をしてくれます。
就活で早めに内定が取りたい方々にはうってつけのサービスです。
4「面接のコツを理解しないまま、漫然と面接を受け続けてしまったこと」
上記の項目「面接に不慣れなまま、本命の企業・業界の採用面接を受けてしまったこと」から派生して、
面接を受けた経験が少ないと、面接官が就活生に対して注目しているポイントや求めているポイントをなかなか見抜けないため、内定を取ることが難しくなります。
5「志望する業界・企業を、高望みしてしまったこと」
- TV局・広告・出版社・新聞社・総合商社・金融のような、華があって高年収の業界
- 東証一部上場の企業など、名が通った大企業
上記のような魅力的な業界・企業は、内定を獲得するための競争がすさまじいものになってしまうため、
就活で高望みをすると、不採用続きの悲惨な結果になりやすくなります。
6「どこかの企業から内定を取る前に、就活の持ち駒がゼロになってしまったこと」
自身がエントリーしている企業の数が少ない場合、
不採用が続いて6月や7月に入ると、企業説明会を開催している企業が激減し、新規エントリーできる企業がほとんど無い(持ち駒ゼロ)というなかば詰んでいる状況へ追い込まれます。
7「もっと早くに就職活動の準備をしたり、就活に乗り出すべきだったこと」
- 自身のやりたいことや適性を判別するための、自己分析
- 各種の職業・業界の分析
- 企業にエントリーし、説明会に参加して、その企業の採用試験を受ける権利を獲得すること
- 志望動機を考えたり、履歴書を書くこと
就職活動では、上記のようにやるべきことがかなり多く、
しかも採用試験のエントリーの受付期間はかなり短いという条件があります。
そのため、早め早めに就活の準備をしたり就活を始めれば良かったと後悔する人は多いです。
8「ろくに就職活動をせずに、そのまま卒業して既卒になってしまったこと」
本項目が、間違いなく「大学生の就活で後悔すること」の中で最大のものです。
既卒になってしまうと新卒資格が失われ、新卒で就活をする状況よりも大幅に不利な状況へ追い込まれます。
就活で成功した先人が残してくれた、就活で成功する3つのコツ
1「面接官が就活生に求めるポイントを把握し、面接で的確にアピールする」
- 「自身が話したいことを、短く要約して分かりやすく相手に伝えることができる」という能力をもっていること
- 面接官に聞かれていないことまで、アピール目的でベラベラと話すことは完全に逆効果
- 面接官の質問に対し、面接官の疑問を解決する答えを簡潔に述べられる(=話があさっての方向へ飛んでいかないこと)など、
会話のキャッチボールがきちんとできる - 「笑顔が多く、親しみやすい雰囲気」「快活で、元気がある」「髪型や服装が整っていて、清潔感がある」といった特徴を感じられる
- その企業やその企業が属する業界の基本的な事柄について、きちんと下調べをしていること
- その就活生が「従順であること」「上からの命令には愚直に従いそうであること」といった特徴を備えていて、会社の歯車として好都合であること
- 従順さ・素直さ・我が強くないことのアピールは、就活の成功率を大きく高めるための隠し条件
採用面接で、面接官は主に上記のことを就活生に求めています。
このことを把握して面接に臨むか、把握せずに面接に臨むかでは、内定を獲得できるかどうかがはっきりと違ってきます。
2「志望する企業や業界ややりたいことを、ある程度妥協すること」
- 「華がある業界」「高年収の業界・大企業」にこだわらないようにすること
- 「仕事は、必ず自身のやりたいことであること・必ずやりがいが備わっていること」と思い込まないようにすること
- 勤める企業の給与額や福利厚生や有給消化率に、理想の条件を求めないこと
- 以上のことが、大学生の就職活動で妥協すべきこと
3「とりあえずどこかの企業の内定を獲得して、自信を付けること」
- 飲食
- IT
- 介護
- 建設
- 運輸
- 小売
上記のような業界は激務が常態化していて、就活生達にいちじるしく不人気だったり、社員の離職率が非常に高いことで知られています。
そのため、上記の業界の企業は応募者が少ないことと大量離職を見越して、大量採用をすることを行っています。
就職活動の序盤で、上記の業界の企業に、面接の練習兼内定獲得用に面接を受けて、とりあえず内定をもらっておくことを推奨します。
1つでも内定を取っておくと、そのことが大きな自信になり、以後の就職活動で大きなプラスに働きます。
大学在籍時に就活をしても無い内定のまま卒業してしまう人達についての記事↓も、合わせてご覧下さい。
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