コミュニケーション能力が非常に低い人達に共通している特徴と、
コミュ力が低い人達がコミュニケーション能力を高めるための方法を解説します。
コミュニケーション能力が非常に低い人達の、6つの特徴
1「話すという行為」自体がそもそも不得意
- どもってしまう
- 滑舌(かつぜつ)が悪く、言った言葉が相手に上手く伝わらない
- 会話における「特定の相手と、長時間向き合う」「相手の目をひんぱんに見つめる」といったことに、不安感や恐怖感を覚える
- 自分に自信が無いため、会話において、どうしてもおどおどとした態度や卑屈な態度を取ってしまう
2「会話において、話相手を不快にさせる言動が目立つ」
- 「家庭環境」「恋人の有無や婚姻関連」といったデリケートな話題について、ずけずけと無遠慮に踏み込んでしまう
- 相手を小馬鹿にするような言動が多い
- 自慢話が多かったり、自慢話によって相手にマウントを取ること(上から目線で偉そうなことを言うこと)が多い
- 会話の流れで、少々カチンと来ることを言われただけで、容易に激怒してしまう
- 会話において「他人の不幸を笑う」「他人の不幸を願う」など、品性を疑うような発言が多い
3「臨機応変な対応」がかなり苦手
- 話相手からとっさにかけられた言葉に、上手く対応できずに黙り込んだり変な言葉を返してしまう
- 会話の流れに応じて柔軟に、面白いことを言ったり適切な表現で話すことが、かなり苦手
4「色々な原因で、話相手と会話のキャッチボールができていない」
自分の方が、反応をしなすぎるパターン
- 話相手の言葉に相づちを打つだけで、相手が一方的にしゃべるだけの状況になってしまっている
- 話相手の言葉とは全然脈絡が無いことを言い返すせいで、話相手の言葉に反応していないことと同じ状況になってしまっている
自分の方が、一方的に話し続けるパターン
- 話相手が興味が無かったり、全然知らないので理解しにくいことを、自分の方が一方的に話しまくる
- 話相手が引いていたり白けているのに、そのことに気付かずに話し続けて相手をうんざりさせてしまう
- 「自分の話が、相手にとってつまらなかったり退屈なものであること」を自覚していないことが多い
- 話相手は暇つぶし目的や娯楽目的の会話を望んでいるのに、重苦しい議論を吹っかけて相手をうんざりさせてしまう
上記のような、
「口数は多いけれど、話相手と正常にコミュニケーションができていない人達」のことを、「アッパー系コミュ障」とネット上で呼んでいます。
5「日頃から他者とちょくちょく会話をしていくことの重要性」を理解していない
- 「他者と関係性を保つために、会話でのコミュニケーションが重要であること」を理解しておらず、他者とは必要最低限の事務的な会話をたまにするだけ
- このせいで、他者から良い印象を抱かれなかったり、こちらからの頼み事を相手に断られることが多くなる
6「他者との会話に関して、根本的な勘違いをしている」
- 「その場に居ない共通の知り合いの、悪口を言うこと」が楽しいコミュニケーションだと勘違いしている
- 「他者との会話は、自身が気分が良くなるための手段」だと勘違いしている(自身と相手の両方が気分が良くなることが、本当は必要)
コミュ障の人達にもできる、簡単なコミュニケーション能力の鍛え方
難易度が低く、手を付けやすいタイプの方法
「なるべく、愛想の良い表情・態度を心がける」
「他者の前では、なるべく笑顔でいるようにする」「なるべく、話相手を褒めたり、いたわりの言葉をかけるようにする」「知り合いと出会ったら、自分の方から挨拶をする」
というだけでも、他者から抱かれる印象が段違いになります。
また、印象が良くなったことで、こちらの頼み事も聞いてもらいやすくなります。
「話相手の話をちゃんと最後まで聞いたり、話の内容に興味を示すふりを見せる」
- 話相手の話の腰を折らずに、話を最後まで聞く
- 話の内容について「面白い」「すごい」「興味深い」といった言葉を返したり、内容について少し踏み込んだ質問をしてみる
難易度が高く、ある程度コミュニケーションに慣れてから挑戦したいタイプの方法
「話相手の気分を害さないように注意を払う」
- 話相手のプライベートの事情は、極力詮索しないようにする
- 自分の自慢話は、なるべくしないようにする
- 「失礼な物言い」「カチンと来るような指摘・言葉」を、なるべく避けるように努力する
「伝え方を工夫する」
- 「まず最初に結論を述べ、次に、結論に至る経緯やその結論に至った理由を述べる」という風に、話の内容が伝わりやすいように工夫する
- 言葉数が多くなれば多くなるほど最も伝えたいことが伝わりにくくなるため、なるべく言葉数を少なくして、要点だけを述べるようにする
「その場の空気・状況・方向性などを、できる限り把握したうえで発言する」
- その場が楽しげな雰囲気・状況ならば、明るい発言をして、「暗い発言」「場が盛り下がるような発言」は口にしないように注意する
- その場が重苦しい雰囲気・状況ならば、無理に明るい発言をすることなどは避け、黙っていることが得策
- 話相手が会話に求めているものが「ただの気楽な雑談」なのか「特定の問題の解決を求めた、真剣な会話」なのかを、よく考えて判別する
- その場の今の話題が一段落するまで待ってから自分が発言するようにし、話の腰を折らないように注意する
コミュニケーション能力が非常に低い人達に共通している特徴についての記事↓も合わせてご覧下さい。
コメント